ケアファーム#1【ココファンガーデン新潟亀田】完成披露会・開業記念セミナー・内覧会に参加して

ケアファーム#1【ココファンガーデン新潟亀田】完成披露会・開業記念セミナー・内覧会に参加して

ココファンガーデン新潟亀田 完成披露会

2022年8月1日に株式会社学研ココファンが開設する、農園が併設されているサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「ココファンガーデン新潟亀田」の完成披露会に参加しました。

場所は、新潟駅から約8km、車で15分ほどの立地で、畑や田んぼが広がる静かな居住環境が特徴です。近隣には大型スーパーや総合病院もあり、高速道路や幹線道路からもほど近く、利便性のよい立地は高齢者が生活するのにとてもよい環境だと感じました。

初めて当地を訪れたのは2021年10月、その頃はどのような高齢者住宅ができあがるのか想像も付きませんでした。その後、折を見て工事の進捗状況を確認に行かせてもらい、年明けには徐々にその全貌が見えてきました。昨冬は、新潟市内は大雪に見舞われることもなく、そのようなことからも工事は順調に進んでいたように見えました。

新潟県というと雪深いイメージを持たれることもありますが、新潟市内はそれほど多くの雪が降ることはなく、県外からいらっしゃる方に驚かれることもあります。ココファンガーデン新潟亀田は、新潟市中心部から南方向の新潟市江南区にあり、すぐ隣の秋葉区は夏になると度々全国的トップクラスの最高気温になることでも知られています。

  • Slide image
  • Slide image
  • Slide image
  • Slide image
  • Slide image
  • Slide image
  • Slide image

 

開業記念セミナー

開業記念セミナーでは、「コロナ禍で変わった高齢者住宅選び~高齢者住宅+農業+介護の新しい形~」という学研ココファン取締役の木村祐介氏による講演をお聞きしました。

講演では、コロナ禍の前後で高齢者住宅を取り巻く状況が大きく変わったという話がありました。特に、感染症対策への取り組み、面会や外出の自由度など、入居者や家族の安心に繋がる取り組みの重要度が増しているといいます。多くの介護施設では、行動範囲の狭い入居者より、行動範囲の広い職員からの感染拡大が多いそうです。

「一人も感染を出さないようにするのは現実的ではない、いかに感染を拡大させないかが重要である」と考え、検査キットの備蓄や感染管理専門の部門を設置するなど、学研グループならではのスケールを活かした取り組みをしています。また学研ココファン運営のサ高住では、入居者の平均年齢が80代半ば、要介護認定を受けている方が過半数のため、24時間365日、ケアに対応できる人員を配置して事業所を運営している点が特徴です。

新潟県は他のエリアと比較してサ高住の拡大余地がまだまだ大きく、学研ココファンは、昨年から新潟市内でサ高住の事業展開を進めています。ココファンガーデン新潟亀田は、全国初の試みとなる農園併設の新しいサ高住です。

講演の様子

 

ケアファーム内覧会(農園)

講演の後、内覧会に参加しました。まず、ココファンガーデン新潟亀田の一番の特徴とも言える農園を案内して頂きました。建物の裏には、想像以上に広く立派な農園が広がっていました。これまで建物を外からしか眺めたことがなかったので、これほどの広さが用意されているとは知らず圧倒されました。当日は30度を超える真夏日で危険な暑さでしたが、心地よい風が通り、鮮やかな緑が眩しく感じられました。

農園では介護職員が農作物を作るわけではなく、専門家に委託して家庭菜園レベルではない本格的な農作業ができる環境が整っています。農作業については、入居者の参加も想定されていて、自立した高齢者は収穫まで、介護が必要な方は種まきや水やりなど、できる範囲の作業のお手伝いができるように考えられています。農園で収穫された野菜や果物は、食事の一部として提供されます。自分たちで「育て、収穫し、食べる」という、やりがいや楽しみのある活動が可能です。

余談ですが、当日の朝に収穫したトウモロコシをお土産に頂きました。とても甘くて美味しいトウモロコシでした。

裏庭には、自然の中でゆったりと過ごすことができる環境が広がっている。花壇には季節を感じる花も育つだろう。
想像以上に立派なビニールハウス。管理は専門家に依頼するという。
既に季節の農作物が育っていた。誰でも無理のない範囲で作業を行えるようになっている。
裏庭のシンボルのようなドングリの木。秋には家族を招いてドングリ拾いをすれば、子供たちも喜びそう。
先日はクワガタムシも飛んできたという。自然豊かな環境が広がっている。

 

ケアファーム内覧会(屋内)

屋外の農園に続いて、屋内を案内して頂きました。建物はL字型になっており、想像以上に広く感じました。部屋数は全50室、サ高住の全国平均が一棟あたり34室なので、他のサ高住と比べるとかなり大きなつくりになっています。その分、介護が必要な方向けの一人部屋、自立されている方向けの一人部屋、ご夫婦や兄弟姉妹などで利用できる二人部屋など、さまざまな入居希望者に対応できる部屋のパターンがあることが特徴です。

お部屋については、新しく綺麗なのはもちろんのこと、バリアフリーでゆったりしており、圧迫感のない居住環境が整っていました。希望すれば電話やネットも引くことができるということで、特養や老健にはないサ高住の柔軟性のある対応だと感じました。

玄関脇の図
Aタイプ:一人用のお部屋
Bタイプ:浴室と広いトイレもある
Cタイプ:二人で住むことも可能
共用の浴室。この他に機械浴も準備されている

 

感想

ココファンガーデン新潟亀田を予定地の頃から見てきましたが、今回初めて内部を見ることができました。学研ココファンが手掛ける初めてのケアファームで、木造のとても温かいつくりの住宅になっていたのが印象的でした。また、他のサ高住にはない農園付きの建物は、自然の中で生活できる豊かな住環境を得ることができそうです。

これからも高齢者人口は増加し、高齢化率がさらに高まることは統計からも明らかです。住み慣れた我が家で最後までという選択もありますが、その時の身体状況や経済状況から、高齢者向けの住居を選択する方が増えていくと予測されます。利便性のよい都市部の住環境も魅力的ですが、これからは、自然と季節を感じられる農園付き高齢者住宅「ケアファーム」が、全国各地に広がっていくのではと感じました。

コメントする

*